【2019/11/2】みんなでエコラボ!in新潟 ※開催しました

◯新潟の環境団体とコラボでイベントを開催

11月2日(日)、「新潟環境ネットワーク N-econet」さんとコラボで、新潟の環境団体を対象にしたイベントを開催しました

 

 参加者は新潟の環境団体に所属する大学生13名で、新潟環境ネットワークN-econet、環境研究部NUISeco、新潟環境プロジェクトRole、環境サークルひまわりの4団体が参加しました。

◯生物多様性の視点を踏まえて環境活動を考えてみよう!

みんなでエコラボ!in新潟は、

「環境問題に取り組む学生が、生物多様性の問題について普及啓発をし、既存の活動を見直して、生物多様性問題を踏まえた魅力ある環境活動を作ること」を主な目的として開催しました。

イベントでは、大きく分けると3つのことを行いました。

①生物多様性を身近に感じてもらうインプット

 

②環境活動を生物多様性の問題から考え直すワークショップ

 

③団体運営について悩みを共有し、解決策を探るワークショップ

 

以下で、内容について詳しく説明していきます。

◯生物多様性を身近に感じてもらう

生物多様性の問題は、環境問題に取り組む学生であってもなかなか意識することが難しい問題です。

そのため、生物多様性の問題を意識した企画づくりの前に、生物多様性とはなにか?というお話からはじめ、生物多様性とはどのような考え方で、なぜ大切なのかについてお話しました。

 

より身近に感じていただくために、 新潟県で起こっている生物多様性の問題についてもお話しました。

新潟の問題としてトキの話と、海洋ゴミと生物多様性の問題についてお話し、実際に団体の活動として海岸清掃を行っているN-econetさんにも活動の様子をお聞きしました。

◯環境活動を生物多様性の問題から考え直す

次に、生物多様性の世界目標である愛知目標をツールとして、生物多様性と環境活動の繋がりを考えたうえで、新しい企画をつくるワークショップを行いました。

 

イベントのために作成した「環境活動チェックリスト」を用いて活動に関連する目標を探し、どんな生物多様性の問題と環境活動が関連するのかを確認します。

 

チェックリストの結果も踏まえ、参加者の行っている環境活動の生物多様性問題の要素を強めると、どのような活動を行うことができるのかを考えます。
企画づくりワークシートを用いて新しい企画を整理し、企画書に落とし込んでいきます。

 

作成した企画は、グループごとに発表していただきました。

各々生物多様性の問題に貢献できるような、ユニークな企画ができました。

 

ワークショップの最後には、愛知目標の現状とポスト愛知目標にわかものが貢献できることについてお話をしました。

◯団体運営について悩み共有・解決策を探そう

最後に、各々の団体が持つ運営の悩みを共有し、団体の運営に大切なことについて考える機会を作りました。

人が集まらない・メンバー巻き込むのが難しいなど同じ悩みをもっている団体が多く、企画だけでなくそれを行う運営について工夫して問題解決していく必要性を感じていました。

◯このきずなを今後も…

今回のイベントを通し、生物多様性からポスト愛知目標までをワークショプを通して普及啓発を行い、またお互いに活用できるネットワークを作る機会となりました。

 

このつながりを活かし、ポスト愛知目標のできる2020年を迎える際にも、また協力して活動ができたらと思っています!